konの薦め!

マンガ、旅を中心にぐたぐた書いていければ

2018年 今年欲しいもの

2018年も既に1ヶ月が経った。

 

僕は普段は無駄遣いしないように気をつけているが、衝動的に高価な物を買ってしまう癖がある。

それなら年の初めの段階でこの1年の買うべきものを決めておき、それ以外はなるべく買わないようにすればいいのではと考えた。

 

支出を抑えるために総額を50万円としたい。

まずはTENCのcyclone parka (22万円)

昨年一目見た瞬間に気に入った。本気で死ぬまで着られる服というコンセプトで服を作るブランドでアウターはまさに一緒ものになるであろうクオリティの高さである。高い。。だがやっぱり欲しい!と言うわけで今年最優先案件です。

次はオンオフ兼用の3wayバッグ。

現段階ではTUMIのHARRISON(6万円)が最有力。デザインと機能はかなりいいと思うが気になるのはやや重いこと。もっと軽くていい物がないものかと検討中。

3番目はサマースーツを2着(予算10万円)

昨年初めてオーダースーツを作る楽しさを知ったので、今回も勿論オーダースーツにする予定。

4番目は時計のベルト。カミーユフォルネのカーキのベルトを買う予定。(3万円)

この段階で41万円。。後はシャツやカットソー中心に必要なものを揃えていきたい。

 

果たして年末に振り返った時にどうなることやら。

 

 

*インドは最高だ!*旅の薦め! vol.13

上海滞在時の16年8月僕は悩んでいた。

10月の国慶節にどこに行くべきかと。国慶節は中国の祝日で丸1週間休みとなる。当初は四川省でも行こうかと考えたが、この時期は中国13億人の大移動となるので、激混みプラス航空機も海外に行くのと同じくらい高くなるため断念。同様に東南アジアや日本への航空券も通常時の倍以上となるため気乗りがしない。

 

大人しく上海で過ごそうかと諦めかけていた時に、インドへの航空券がそこまで高騰していないことを発見。中国人は何故だかインドを下に見ているところがあるためか、旅先としても人気がないのだろうか。上海-デリー往復航空券が6万円。

個人的にはもともとインドへの関心があったので、すぐに旅先が決定。

上海で知り合った友人と共に6日間のインド旅行をすることに。

 

その日からインドについてリサーチを開始。調べれば調べるほどインドは魅力的な国で訪れたい場所がたくさんできる。とは言うものの、限られた日数と初めての訪問であることから、今回はデリー、アグラ、ジャイプールの三都市を周遊することにした。

三都市間の移動は鉄道を使うことにし、ビザは現地でアライバルビザを取ることにした。

地球の歩き方を読んでもネットの記事にある通り、インドは他の国以上にぼったくりや騙そうとする人が多いので事前のリサーチはしっかりすることをお勧めしたい!

 

出発!!!

 

*なんとなく南京へ*旅の薦め!vol.12

16年5月、上海から高鉄に乗り南京に行ってきた。高鉄で約1時間半くらいだったと思う。市街には地下鉄が走っており、中々の大きさだが街の中心に特に見所はない。

南京は中国4大古都の1つであり、旧日本軍による大虐殺があった地だ。

 

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まず最初は虐殺資料館へ。最寄りの地下鉄駅から地上に出るとそこには沢山の中国人集団がいた。おそらく修学旅行の主要な行先でもあるようで、体育ジャージを着た少年少女の集団や旅行会社で配布される帽子を被った中年のグループが多く目についた。資料館の入口付近では中国国旗を1元で売る人がおり、訪れた多くの人が中国国旗を手にして中に進む。表立って日本を威嚇することはないが独特な雰囲気があり、自然と普段よりも会話のトーンが小さくなる。

館内も中国人でごった返しているが清潔で展示も見やすい。展示物は中国語は勿論英語に加え日本語の解説まである。

かつての日本を必要以上に叩くのではなく、どちらかと言うと淡々と説明していることは意外だった。どう捉えるかはともかく一度足を運んでみる価値はある。

 飯は南京市街にある獅子樓が安くて美味いのでオススメだ。

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宿はCtripという中国最大手の旅行会社のアプリで探し、1泊600円のユースホステルにした。めちゃくちゃ汚く、ウイグル地方の名もなき村から来たという青年と同室となった。

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翌日は孫文の墓がある中山陵へ。 長い階段を登るとそこそこ見晴らしが良いがそこまで見所はない。

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続いてすぐ側にある世界遺産の明孝陵に足を運ぶ。ここは明を建国した洪武帝の墓であり広大な敷地には動物の石像やかつての石壁があり中々面白い。

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最後に市街中心にある玄武湖に行ったらドナルドダックがいたが、全く人気がないようで可哀想だった。

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*上海での生活*旅の薦め! vol.11

不動産に関して

上海には5万人もの日本人が住んでいるが、賃貸用マンションの数はかなり少ない。中国では家を持っていない男は結婚対象にすらならないし、不動産の価格も毎年10%以上上がることも多いため賃貸のニーズが少ないのではないかと思う。実家から通えない学生は安い寮か汚いアパートを複数人でシェアすることが多い。上海には日本のように中間レベルのマンションは無く、どぎつい汚く安い物件か超高級マンションどちらかしかない。そのため上海に派遣される日本人は超高級マンションに住むしかないのである。

勿論会社が許容できる上限はあるので、毎年賃料が恐ろしい勢いで上がっていくことで転居しなければならない同僚が何人もいた。

中国の不動産バブルは恐ろしい。

 

交通に関して

中国では日本と比べてタクシーが安いのでよく乗った。30分くらい乗っても五、六百円程度で、地方に行くと更に安い。中国では車を買える人間は偉いという認識?があるらしく、歩行者優先ではない。多くの運転手の運転は荒く、安物のタバコを吸いまくるので車内が臭い。赤色のタクシーはぼったくりで有名なので乗らないようにしよう。

 

地下鉄もかなり整備されており、大体のところは地下鉄でいくことができる。運賃も非常に安く初乗り40円程からどんなに乗っても70円程度で乗れる。日本と異なるのは改札に交通カードをかざしても自動でゲートが開かないこと。カードをかざした後に手動で鉄の棒を回転させて中に入る必要がある。また、改札の目の前に警察官がいて、荷物を持っている人は飛行場のように荷物を機械の中にくぐらせる必要がある。危険物がないかモニターで確認するわけだ。これらが改札で渋滞を生む原因となり、意外と時間を取られイライラする。

更に異なる点としては、次々地下鉄は来るが時刻表は存在しないこと。車内の座席はカバーがかかっておらず非常に硬いこと。車内をビラ配りと多様な乞食が徘徊することが挙げられる。

慣れると気にしなくなるが、降りる人を待たずに乗車してくるので、降りる際は死にもの狂いにならなければならない笑

あと注意すべきこととして、同じ駅内の他の路線に乗り継ぎの際に尋常じゃなく歩く必要がある。これびっくりするくらい歩くことになります。

こうやってみるとやはり日本の地下鉄とはかなり異なる部分は多いと言える。

 

最後に

中国人女性は毛の処理を一切しない人が殆ど。ということはヒゲはもちろん脇にも毛があるということ。夏場女性の半袖から覗く毛はいつまで経っても慣れなかったね。。

 

 

*水墨画の世界へ 黄山続編*旅の薦め!vol.10

朝4時半。もちろん日は出ておらず真っ暗だが、殆どの宿泊客は起きて出発の準備をする。

5月と言えども、朝晩は寒いのでカップ麺を食べながら出発。

朝の黄山は真っ青で物音1つしない世界が広がる。

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黄山はたくさんの観光客が押し寄せるが、殆どの人が当日に下山する。前回書いたとおり黄山には66もの峰がある。当然日帰りでは全ての峰は勿論として、最も見るべき景色を見ずして下山しなくてはならない。黄山の西半分には西海大峡谷というエリアが広がっており、この西海大峡谷の景色は世界のどこよりも絶景なのだ。しかしこの西海大峡谷、黄山の峰の中でも奥地、かつ一本道でありショートカットできないため、通過するだけでも約6時間かかる。

山のてっぺんから谷底まで下りまた山頂まで登るこの道は、人もほぼ出くわさず近道も無いため、一度足を踏み入れると自力で歩き切らなければならない。

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こんな感じで山肌に備え付けられた石階段を伝っていく。

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急な傾斜、手すりのない階段もあり、まさにしがみつきながら下る。永遠と下る。膝が笑うとはこのことかと噛みしめ始めたその時野犬が2匹飛び出してきた。タイの北端で野犬に出くわし死にかけたトラウマがあったのでめちゃくちゃ焦る。

だがよく見ると可愛らしい犬だった。

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どうやら谷底にある清掃員用の住処で飼われているようだ。後ろを向くと寄ってくるが、こちらが近寄ろうとすると逃げる。山を降り始めて2時間超誰にも出くわしていなかった不気味さと孤独を癒してくれた。

犬には会えたが人には会えぬまま谷底に到着、そこからはひたすら登る。行けども行けども階段。絶景がなければ諦めてしまうのではないかと思うほど。だが、谷底までの景色とは全然異なる美しい景色を見ることができるので足に自信があるうちに行くのをお勧めしたい。

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谷底からこの小橋まで約2時間半。ここまでこればあと30分で西海を制覇することになる。この小橋くらいでやっと反対側から来た登山客数名と出くわす。彼らはこれから長い地獄が待っているのを知らない。場所によっては怪我人が出てもおかしくないし、怪我をしても救助はおろか見つけ出してくれない可能性もある。

でも、最高。景色で感動するってことを初めて知った。

 

西海を踏破するといつの間にかたくさんの観光客。おまえら西海見んで帰っていいのか?と思いながら下山ルートへ。西海を見た後ではどの峰も物足りないと感じさっさとロープウェイで下りる。この時まだ14時。

2日目は計7時間山を上り下りしたのでまさにへとへと。そのまま上海へバスで帰ることもできたが、今回は様子見ということで、事前に予約しておいた山の麓の宿で午後はずっと寝て、翌朝のバスで上海に帰りました。

また来たいと強く思える場所でした。

*仙人の住む山 黄山へ*旅の薦め!vol.9

上海駐在時代にあちこち旅行をした。

その中で断トツで1番良かった旅先が「黄山」だった。

 

安徽省にある中国初の複合世界遺産である。中国には多くの山があるが、「黄山を見ずして、山を見たと言うなかれ」と言われるほど有名な山である。

黄山は66もの様々な峰が連なっており、上海を朝に出発し、山上で一泊すれば1泊2日でほぼ全ての峰を巡り上海に戻ってくることができる。

上海からはバスで6時間ほど。日に1便飛行機もあるが天候不良で飛ばないことも多いらしい。上海南駅から直通バスが何本も出ているが常に満席。事前にチケット購入が必要となる。

僕が訪れたのは16年の5月。祝日含めた週末3連休だったこともあり、黄山に着くのに8時間かかった。黄山のバス駅で降りてからはロープウェイ乗り場までバスで行く必要がある。

入山料は180元で冬はもう少し安い。ロープウェイ乗り場から登ることも可能だが、山上でも恐ろしく歩くことになるので基本的にはロープウェイを使おう。

ロープウェイを降りるとこんな感じ。

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黄山は「奇岩、雲海、松」が有名なのだが、どこに行ってもその3つが溢れており圧倒される。また、66もの峰があるため景色に飽きずに歩き回れるのが良い。

1日目は黄山に着いたのが遅かったため4時間ほど歩いた程度だったが、獅子峰付近で美しい日の入りを眺めることができた。

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山上にはいくつか宿があり、中でも安いところを選べば素泊まり3000円程度だ。部屋は一部屋12人くらいのドミトリー形式で男女別。金を出せばちゃんとしたホテルもあるので、見知らぬ中国人と一緒が厳しければそうすると良い。宿にはシャワー、電気ケトルが備わっている。山上は物価が高いのでカップ麺等を用意して行くのがオススメ。

中でも、火もお湯も使わずにできるインスタント丼がオススメだ。

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容器の中にはサトウのご飯的な白米と具の他にホッカイロのようなものと魔法の水が入っている。この魔法の水をホッカイロにかけると一瞬で沸騰し、熱々のチンジャオロース丼が食べられる。予想外の美味しさに通販で取り寄せたくらいにハマってしまった。日本でも買えたらいいのに。。

山道にテントを設置しキャンプをしている人もいた。山上は街灯も少なく夜は特に静かなのでテント張って寝るのもいいなと思う。

翌朝は日の出を見るため大体21時には寝た。

続く

 

 

 

*世界遺産 兵馬俑!*旅の薦め!vol.8

西安と言えば、かつて世界一栄えていたこともあるあの「長安」である。

かなり内陸に位置しており、シルクロードの出発地点ということで砂漠の入り口でもあるわけだが、確かに日中は多くの人が行き交い賑やかだ。市街は確かに碁盤の目になっており、迷うことも殆どない。

この地方の名物は麺、特に刀削麺が有名。

いたるとこに麺屋が並んでおり、上海と比較してかなり安くて美味い!

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麺は太く平べったいものが多く、他の麺と比較するとかなりモチモチ。

ここでは本当にどの種類の麺を食べても美味かった。炒飯などもこの地方特有の香辛料を使っており、癖は多少あるが上海などと比べるとかなり美味く、西安料理は日本人の舌にあう珍しい中国料理だと感じた(個人の見解です)

 

西安に来た一番の理由はもちろん兵馬俑。世界史の教科書に必ず写真の載っているあれだ。

 

調べたところ兵馬俑のある場所までは地下鉄は通っておらず、西安駅からバスで小1時間とのこと。遅めの朝飯を食べてのんびり駅に向かった。

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バス停を探すとそこには見たことのない長蛇の列。中国は土地もでかいが人の数も多すぎるのでどこに行っても人ゴミがすごいのだが、西安駅で兵馬俑行きのバスを待つ行列は上海ディズニーよりも凄まじく、バスに乗るまでに炎天下の中2時間以上かかった。

バスで行く方は朝一にバス停に向かうことをお勧めする。

 

そして兵馬俑についてからも物凄い人。そして冷房が無いのでくそ暑い。

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兵馬俑とは秦の始皇帝の墓に供える埴輪のようなものであり、つい50年ほど前に農民が掘り起こすまでその存在が知られていなかったものである。

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駐車場にいた始皇帝像。何故駐車場に作る…

 

兵馬俑のある敷地内は広く、現在は主に3つの大きな建物に囲われている。建物の中は薄暗く、蒸し暑く、人が大挙して押し寄せている。何千もの兵の像が並んでいる光景は圧巻だ。

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兵馬俑のあるエリアの隣には始皇帝の広大な墓があり、兵馬俑のチケットがあれば無料で入ることができる。

こちらも世界遺産ではあるのだが、人が少なく、ただの広いキレイな庭のようなものであり、座る場所もあまりなければ見るものも殆どなかった。

 

帰りは西安市内までのバスに乗ったところ、地元の人たちが使うバスということでよく止まったため、市内まで2時間もかかった。

 市内には博物館がいくつかと5重の塔みたいなものくらいしか見てみようと思うところはなかった。

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西安はその街を外敵から守るべく、高い壁で街が覆われている。かつての人はこの城門からシルクロードを越えてヨーロッパまで行ったのだ。

歴史が好きな僕だが、残念ながら実際に壁を見てもそんなにピンとくるものはなかった。

色々中国を回ったが西安には他の土地ほど面白いものはない。ただ飯が美味い、それだけだ。

 それでも西安に行きたい人は、郊外の有名な山に登り、敦煌まで足を伸ばしシルクロードを見て来ることをオススメしたい。

 

でも西安の夕焼けがすごく綺麗だったのはよく覚えている。

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